フリーランスとして働く場合の年収

ITエンジニアがフリーランスとして独立すると、会社員時代とは違い、自分の実力のみによって年収が左右される。

フリーランスエンジニアの平均年収は、およそ792万円である。関東エリアに限ると、平均年収は、およそ847万円となっている。これは、業種や年代、案件によっても変化するので、一概にエンジニア全員が同じ金額を受け取れるわけではない。

次に、角度を変えて、フリーランスの平均年収を見ていく。

まず、フリーランスエンジニアの年代別では、20代が1700万円、30代が約800万円、40代が約860万円、50代が約630万円となっている。しかしフリーランスは、実力が収入にそのまま反映されるため、個人差がかなりあり、この数字はあくまでも平均として捉えるのが好ましい。

また、言語別で年収を見てみると、新規案件で最多は、Javaになる。3年以上の経験者があるフリーランスエンジニアの年収を、案件ランキング1位から5位までの順番で、見てみると次のようになる。1 位Java780万円、2位PHP840万円、3位Java Script780万円、4位C♯720万円、5位Ruby900万円だ。

注意しなければいけないのは、年収だけを見てフリーランスエンジニアが手取りでこの額を全てもらえると判断することだ。フリーランスは、年金や健康保険など自分で支払うものがある。

以上のことから、フリーランスエンジニアになった場合、常に年収アップにつながるよう業務の効率化や、安定した案件獲得のための努力も必要だ。こちらの『ITフリーランスの年収サーチ』に年収アップの秘訣が載っているので、参考にするといい。